当院のがん登録状況

当院のがん登録状況

がん登録とは

病院で診断や治療された患者さんのがんについての情報を登録・把握し分析する仕組みです。
がん対策に必要ながんの罹患(病気にかかること)率及び生存率などの基礎となるデータとなっております。
2013年12月に「がん登録等の推進に関する法律」が成立し、2016年1月1日から施行され、全ての病院と指定された診療所は各都道府県へ患者さんの罹患情報を届け出ることが義務化されました。(国立がん研究センターによる予後調査並びに予後調査支援事業にも対応しています。)
届け出された情報は国(国立がん研究センター)が一元管理することで、がんのより正確な罹患率や生存率などを把握し分析され、がん対策をはじめ、がん検診や治療の体制づくり、がん研究などに役立てられます。

富田林病院がん登録件数

診断年 大阪府内 大阪府外 総計
南河内二次医療圏内 南河内二次医療圏外 小計
富田林市内 富田林市外 小計
2014 251 87 338 85 423 4 427
2015 290 68 358 120 478 11 489
2016 347 107 454 111 565 10 575
2017 338 100 438 108 546 8 554
2018 383 96 479 110 589 9 598
2019 363 102 465 126 591 3 594
2020 373 128 501 114 615 6 621
2021 406 125 531 140 671 7 678
2022 420 101 521 143 664 4 668
2023 470 114 584 140 724 8 732

当院にて診断、または他院にて診断後当院へ来院された症例を対象に登録した件数となっています
当院で登録された以降の再発・転移症例は含まれません

南河内二次医療圏 : 富田林市・河内長野市・大阪狭山市・羽曳野市・藤井寺市・松原市・太子町・河南町・千早赤阪村

院内がん登録データの二次利用とオプトアウトについて

院内がん登録のデータは、個人情報を識別できない状態で国立がん研究センターへ毎年提出されています。
より詳細な集計や研究解析が行われ、より良いがんの治療や対策に役立てるためのデータとして利用されますが、こうした二次利用については、拒否(オプトアウト)の機会が提供されています。
ご自身のがん登録情報の二次利用を希望されない場合はお申し出ください。
なお、オプトアウトをお申し出された事により患者さんの診療に不利益が生じる事はありません。

詳細はこちらの文書をご覧ください。
院内がん登録二次利用についてのオプトアウト患者説明書

また、当院はがん登録データを用いた下記の研究に協力しており、当該研究に関してもオプトアウトの機会が提供されています。詳細はこちらの文書をご覧下さい。
●がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究

オプトアウト窓口:診療録管理室 がん登録係