病院指標

DPCデータを用いた病院指標

DPC(診断群分類別包括制度)とは

DPC(診断群分類別包括制度)とはDiagnosis Procedure Combinationの略で、医師が決定した主病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を国が定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。
DPC対象となるのは保険適用患者さんで、一般病棟に入院された患者さんを対象とします。
自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さんは対象外です。

病院指標公開の目的

病院指標とは、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことや、医療の質の向上に役立てることを目的として、DPCデータ(※)を基に全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆様に情報公開を行うものです。
病院指標の公開にあたり、医療機関ホームページガイドライン等を厳守しております。


当院では、DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、皆様への情報公開を進めています。
この指標により、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的としています。

1. 年齢階級別退院患者数(DPCデータから算出)

解説

ファイルをダウンロード 年齢階級別患者数は、2023年度に当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計したものです。退院患者さんの年齢構成を見ると病院の特徴をある程度知ることが出来ます。2023年度は新型コロナ感染による入院制限の影響も少なくなり253人増加しました。60歳未満の患者さんが前年度よりも158人増加しました。 ※入院した時点の年齢で集計しています
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
2023年度 206 82 103 123 151 348 549 1273 1394 544
2022年度 93 44 96 98 170 354 571 1290 1309 495

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【2023年度年齢階級別患者比率】

2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 
(2023年4月1日~2024年3月31日)

解説

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診療科別に症例数の多いDPC14桁コード※と患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率、を示したものです。
当院の診療科の特徴をあらわしています。(全国の平均在院日数は厚生労働省の令和5年度DPC調査の平均在院日数を使用しています)
※DPC14桁コードとは、入院で行われた医療行為を、医療資源を最も多く投入した傷病名に手術、処置の有無などを組み合わせて示したもので、【診断群分類】とも言われています。

【内科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし4820.0813.522.0881.796.56 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし4529.5120.608.8985.718.91 
050130xx9900x0心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外3023.8017.3810.0088.476.42 
0400801499×001肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしA-DROP スコア12420.2513.884.1785.886.37 
0400801499×002肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしA-DROP スコア22219.5915.449.0984.824.15 

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専門疾患として誤嚥性肺炎などの呼吸器疾患が中心で、糖尿病に対するインスリン導入や血糖コントロール・栄養指導も行っています。 また、癌末期患者さんに対して、地域の開業医さんと協力しつつ、入院での緩和ケアも力を入れています。

【循環器内科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
050130xx9900x0心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外7820.3117.386.4182.382.93 
050050xx9910x0狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外443.073.052.2771.840.02 
050050xx0200xx狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし423.364.26073.64-0.90 
050050xx9920x0狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外293.003.25070.76-0.25 
050030xx97000x急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし2312.5211.54069.040.98 
難治性および二次性の高血圧疾患の診断と治療を積極的におこなっていることがあげられます。また動脈硬化症を主とした合併症の評価にも重点を置いております。高血圧といった身近な疾患であっても、ホルモン異常が原因で起こることもあり、そのような場合には、一般的な高血圧に比べて脳卒中や心筋梗塞などを起こす確立が高くなることも明らかになっており、また腹腔鏡を用いた手術により高血圧が完治もしくは改善する症例も多数存在します。

【腎臓内科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
110280xx991xxx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり2412.466.44060.716.02 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし1917.8913.525.2678.684.37 
110280xx9901xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり1815.6713.81073.611.86 
040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし1419.1420.6084.79-1.46 
110280xx9900xx慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし1414.9311.49072.003.44 

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腎臓病は急性のものから慢性のものまで様々な種類があり、軽度なものから透析に至るものまであります。
自覚症状に乏しく、自覚症状が出現した時には腎不全(腎機能が低下した状態)で尿毒症になっており、一生涯透析が必要となります。
慢性腎不全を中心に初期腎障害患者に対する透析導入も含め入院を中心にチーム医療を実践しています。

【消化器内科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
060340xx03x00x胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし6110.938.750.0074.562.18 
060280xxxxxxxxアルコール性肝障害455.4912.914.4475.64-7.42 
060102xx99xxxx穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし319.617.580.0068.942.03 
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし318.655.643.2360.133.01 
060130xx9900xx食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし2612.547.633.8573.194.91 

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各科と連携した最適な診療、速やかな検査や内視鏡処置などの低侵襲治療を目標に取り組んでいます。
胃腸炎から消化器癌まで幅広く診療にあたっており、感染性胃腸炎の入院が最も多く、次いで憩室性疾患や胆嚢・胆管の結石炎症の疾患を診療しています。
投薬治療だけでなく、消化管内視鏡や腹部超音波を使用して治療に携わっています。
内視鏡検査数は年々増加し、2021年度の全内視鏡検査数は6549件の内視鏡治療を施しました。

【泌尿器科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
110080xx991xxx前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり1312.022.441.5370.62-0.42 
110070xx03x0xx膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし688.786.852.9476.591.93 
11012xxx02xx0x上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし594.565.220.0061.00-0.66 
110310xx99xxxx腎臓又は尿路の感染症 手術なし3813.5513.522.6371.710.03 
110060xx99x0xx腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし164.317.6112.5075.19-3.30 

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がんに対する治療、尿路結石などを中心に治療を行っています。

特に膀胱悪性腫瘍の手術を中心に行っています。
また、前立腺がんの診断のために前立腺生検を施行、膀胱がんに対する経尿道的手術、腎結石や尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕術を施行しています。
手術は泌尿器科領域全般をスタンダードな方法で行っております。

【小児科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
140010x199x0xx妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし666.806.071.520.000.73 
040070xxxxx0xxインフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし204.405.860.003.75-1.46 
140010x299x0xx妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし208.2511.0100-2.76 
040090xxxxxxxx急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)173.715.9600.88-2.25 
060380xxxxx0xxウイルス性腸炎 手術・処置等2なし142.935.6401.57-2.71 

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肺炎や気管支炎などの呼吸器疾患に対する患者さんが多く、次に、産婦人科と連携し、出生時直後の新生児の対応も行い、成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性小人症)に対する患者さんも多く治療しています。

また、各医師会や富田林市、大阪狭山市、河内長野市などの協力の下、南河内小児救急を行っており、時間外での小児科疾患を速やかに対応出来るよう努めています。

【外科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等1334.144.550.0069.99-0.41 
060335xx02000x胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし528.906.870.0066.652.03 
060035xx010x0x結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし3713.3815.120.0074.08-1.74 
090010xx02xxxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)327.095.640.0061.51.45 
090010xx010xxx乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし2511.369.880.0068.921.48 

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乳腺、消化器、一般外科領域の診療を中心に診療をしています。

手術に関しては開腹手術も行っていますが、腹腔鏡下(低侵襲)での手術を中心に行っています。 特に疾患としては大腸がんが最も多く、胃がん、鼡径ヘルニア手術、胆嚢摘出術、虫垂炎なども行っています。 また、乳がんに対する乳房温存手術も行っています。

【整形外科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等10640.5025.503.7784.2515.00 
070230xx01xxxx膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等9825.9121.961.0276.963.95 
160760xx97xx0x前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし479.114.760.0059.494.35 
07040xxx01xxxx股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等3725.5419.550.0070.435.99 
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし3435.7619.345.8884.7916.42 

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人工関節センターを設立し、膝関節・股関節を専門とする医師による人工関節置換術や人工骨頭挿入術に力を入れております。

また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの患者さんに対して、椎体を後方や前方などから固定する手術も行っています。
急性期医療(手術)を行い、理学療法士(セラピスト)も十分に配置し、地域包括ケア病棟も取得し、患者さんに安心して自宅へ帰って頂けるように医療を提供しています

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【産婦人科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
120260x001xxxx分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等158.339.310.0031.53-0.98 
120140xxxxxxxx流産 
120180xx03xxxx胎児及び胎児付属物の異常 胎児外回転術等 
120260x102xxxx分娩の異常(分娩時出血量2000ml以上) 骨盤位娩出術等 
120180xx99xxxx胎児及び胎児付属物の異常 手術なし 

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周産期領域(分娩)、婦人科領域(良性・悪性腫瘍、子宮内膜症、感染症など)を診療行い、手術が必要な患者さんには最適な手術を適宜実施しています。

当院は卵巣がん・子宮頚がん・子宮体がんが多く、悪性腫瘍に対しては手術のみならず化学療法も含む集学的治療にも対応可能で、個々の症状に応じた個別的治療を心掛けております。 周産期領域については、お産センターを開設し、いちばん自然な形のお産ができるように専門性の高いアドバンス助産師が中心となって分娩に取り組んでいます。 また、小児科とも連携を密にし、安全性を確保しながらお産(分娩)をして頂けます。 ※ 問題がない通常分娩は、DPC制度(集計データ)に反映されないため対象となりません。

【皮膚科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
080010xxxx0xxx膿皮症 手術・処置等1なし2912.9012.886.9065.620.02 
080020xxxxxxxx帯状疱疹157.479.290.0071.20-1.82 
080006xx01x0xx皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 
080007xx010xxx皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 
080005xx01x0xx黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 

DPCデータからウイルスによる帯状疱疹(神経痛)が数多く入院されていますが、皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)と悪性黒色腫の件数6件を含めると皮膚がんに対する治療が最も多く力を入れておいます。
大阪府下で5名しかいない日本皮膚科学会認定皮膚悪性腫瘍指導専門医を取得している医師が診療をおこなっています。
また、専門外来として、フットケア、皮膚がん検診なども行っており、迅速な診断・適切な治療をモットーに、全ての皮膚疾患に対応しています。

【耳鼻咽喉科】

DPCコード名称患者数平均在
院日数
(自院)
平均在
院日数
(全国)
転院率平均
年齢
平均在院日数
(全国との差)
患者用パス
030150xx97xxxx耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり233.176.740.0065.61-3.57 
030390xx99xxxx顔面神経障害 手術なし117.278.710.0066.45-1.44 
030428xxxxxxxx突発性難聴117.278.550.0070.82-1.28 
030280xxxxxxxx声帯ポリープ、結節 
030180xx97xxxx口内炎、口腔疾患 手術あり 

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入院診療では、
 ・頭頸部腫瘍に対するさまざまな手術、
 ・内視鏡下に行う鼻科手術、
 ・慢性扁桃炎や睡眠時無呼吸症候群に対する咽頭手術、
 ・良性喉頭疾患に対する喉頭微細手術、 などを行っています。
特に、口腔、中咽頭腫瘍(いわゆる白板症や、初期の舌癌など)の多くは局所麻酔で15分程度のレーザー切除で、入院は数日です。
また、喉頭、下咽頭癌では症例を選んでレーザー手術で対応し、入院は2泊程度です。
さらに、甲状腺癌や耳下腺腫瘍の手術も積極的に行っており、入院は4~5泊です。

3. 初発の5大がんの病期分類別症例数(DPCデータから算出)

解説

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現在日本で最も罹患率の高い5つのがん(胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がん)の病期(ステージ)ごとの症例数を集計したものです。
がんの症例数を調べることでその病院がどの程度がん治療に積極的に治療をしているかを知る事ができます。
また病期分類別にみることでその病院の診療の幅広さも知る事ができます。

 初発再発病期分類
基準※
版数
Stage ⅠStage ⅡStage ⅢStage Ⅳ不明
胃がん271418
大腸がん134631241918
乳がん231618
肺がん18
肝がん18

※ 1:UICC TNM分類 2:がん取扱い規約

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2023年度に退院した患者さんを対象としています。
UICC 病期分類とは、UICC 病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の 3つのカテゴリーによって、各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するものです。
 集計対象期間中に複数回入院された患者さんはそれぞれ集計をしています。「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
 なお、Stageの判断は退院時点のものです。集計区分が”不明”の患者数には、検査入院にてがんの診断が「未確定」の場合や、精査中にてⅠ~Ⅳの病期が「未確定」の場合が含まれています。
当院は大阪府がん診療拠点病院の指定を受け幅広いがんを積極的に診療してしております。

4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等(DPCデータから算出)

解説

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市中肺炎は基礎疾患をもっていない、あるいはもっていても軽微な基礎疾患の人に起きる肺炎です。
市中肺炎で入院した患者さんを、重症度別に分類し集計しています。軽症の場合は外来治療が基本になりますが、患者さんの状態によっては入院で治療を行うことがあります。軽症患者さんの平均年齢が約63歳であるのに比べ、中等症~超重症の患者さんの平均年齢は82歳以上の高齢となっています。また、重症度が上がると在院日数も長期になっています。

成人(18歳以上)の肺炎患者さんについて重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
重症度は、市中肺炎(※1)ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)(※2)により分類しています。
(※1)市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人が発症した肺炎です。
(※2)重症度分類システム
①男性≧70歳、女性≧75歳 ②BUN≧21mg/dLまたは脱水(+) ③酸素飽和度≦90% ④肺炎に由来する意識障害 ⑤収縮期血圧≦90mmHg

軽症: 重症度0 、中等症:重症度1or2、重症:重症度3、超重症:重症度4or5  に該当

重症度患者数平均在院日数平均年齢
軽症2511.4853.16
中等症14723.3381.32
重症5129.5786.20
超重症1525.0083.87
不明
総計21328.7179.56

※2023年度に退院した患者さんを対象としています。

5. 脳梗塞のICD10別患者数

解説

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脳梗塞の患者さんについて、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。
脳血管疾患も死亡原因の上位に位置する疾患です。
※ICD-10 とは死亡や疾病データの体系的な記録、分析、解釈および比較を行うための国際疾病分類です。

ICD-10傷病名発症日
から
患者数平均在
院日数
平均
年齢
転院率
G45$一過性脳虚血発作および関連症候群3日以内
その他
G46$脳血管疾患における脳の血管(性)症候群3日以内
その他
I63$脳梗塞3日以内1037.680.114.29
その他1128.6482.2714.29
I65$脳実質外動脈の閉塞および狭窄、
脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
その他
I66$脳動脈の閉塞および狭窄、
脳梗塞に至らなかったもの
3日以内
その他
I675もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>3日以内
その他
I679脳血管疾患、詳細不明3日以内
その他 

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6. 診療科別主要手術の術前・術後日数
(診療科別患者数上位5位まで)

解説

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診療科別に件数の多い上位5術式について、症例数、術前日数、術後日数、他病院への転院率、平均年齢を示したものです。
それぞれの診療科がどの様な手術を多く行っているかを知る事が出来ます。

・DPC様式1のデータをもとに、令和5年4月から令和6年3月までの退院患者を集計

・厚生労働省の定める手術術式の点数表コード(kコード)による集計で輸血関連は除外

・同一のkコードで複数の部位が対象となる手術はkコード単位で集計

・術前日数および術後日数に手術日は含まない

【外科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K634腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)1291.032.050.0070.16 
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術641.087.090.0067.98 
K719-3腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術361.6710.360.0073.81 
K4762乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術腋窩部郭清を伴わないもの321.005.090.0061.50 
K718-21腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの200.354.550.0037.05 

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【整形外科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K0821人工関節置換術 肩,股,膝1361.3823.550.7475.26 
K0461骨折観血的手術 肩甲骨,上腕,大腿881.9537.034.5580.70 
K0462骨折観血的手術 前腕,下腿,手舟状骨681.1914.561.4765.35 
K0811人工骨頭挿入術 肩,股442.4130.144.5586.77 
K0483骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿360.945.280.0055.89 

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【泌尿器科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K8036イ膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの671.526.283.076.66 
K7811経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの641.842.970.061.48 
K841-6経尿道的前立腺吊上術188.3312.670.077.61 
K783-2経尿道的尿管ステント留置術173.3514.760.072.12 
K7981膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術162.192.10.072.69 

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【耳鼻咽喉科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K4132舌腫瘍摘出術 その他のもの110.272.270.070.82 
K6262リンパ節摘出術 長径3cm以上110.271.910.066.73 
K3721中咽頭腫瘍摘出術 経口腔によるもの 
K3892喉頭・声帯ポリープ切除術 直達喉頭鏡又はファイバースコープによるもの 
K4571耳下腺腫瘍摘出術 耳下腺浅葉摘出術 

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【皮膚科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K0072皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除140.215.570.0077.21 
K0063皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6cm以上12cm未満 
K0022デブリードマン 100c㎡以上3,000c㎡未満 
K084四肢切断術(上腕、前腕、手、大腿、下腿、足) 
K0052皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2cm以上4cm未満 

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【産婦人科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K8982帝王切開術 選択帝王切開120.256.83032.25 
K907胎児外回転術 
K9091ロ流産手術 妊娠11週までの場合 その他のもの 
K8981帝王切開術 緊急帝王切開 
K893吸引娩出術 

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【総合内科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの112.452.270.0068.82 
K688内視鏡的胆道ステント留置術 
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 
K6871内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 
K672-2腹腔鏡下胆嚢摘出術 

 

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【循環器内科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K5493経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの321.131.590.072.53 
K5492経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの220.0011.000.069.23 
K616四肢の血管拡張術・血栓除去術121.336.338.374.83 
K5972ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合118.9114.640.083.45 
K597-2ペースメーカー交換術 

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【消化器内科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K7211内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満513.885.492.079.25 
K688内視鏡的胆道ステント留置術452.0410.490.077.04 
K6871内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの283.687.140.072.21 
K654内視鏡的消化管止血術222.9114.959.174.41 
K6532内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術210.866.000.074.95 

 

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【腎臓内科】

Kコード名称症例数平均術前
日数
平均術後
日数
転院率平均年齢患者用パス
K6121イ末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 
K6147血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 
K616-41経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回 
K607-3上腕動脈表在化法 
K654内視鏡的消化管止血術 

 

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7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

解説

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播種性血管内凝固(DPC130100)、敗血症(DPC180010)、その他の真菌症(DPC180035)、手術術後の合併症(DPC180040)の症例について入院契機病名と同一性の有無を集計したものです。
当院では医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師の他職種からなる感染対策チーム(Infection Control Team)が院内巡回を施行し、実施状況の把握・指導を行い、組織的に感染防止対策に努めています。
また、職員を対象とした年数回の感染対策に係る研修を実施しています。
指標に示されるそれぞれの項目に関しては以下の通りです。

○播種性血管内凝固症候群
 本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態です。入院後に発症している症例が多く、感染症が重症化するケースやや基礎疾患が影響しているケースが多いと考えられます。
○敗血症
 生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込む、または化学療法や放射線療法を受けて白血球数が低下している患者さん、副腎皮質ホルモン薬や免疫抑制薬を投与されて感染に対する防御能が低下している患者さんに対して、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。
○真菌感染症
 真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症です。
○手術・処置等の合併症
 手術や処置をしたことで起こる病態を指します。術後出血や創部感染などが挙げられ、手術や処置等に一定割合で発生してしまう病態です。合併症はどのような術式でもどのような患者さんでも一定の確率で起こり得るものです。

DPCコードDPC名称入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一
異なる100.21%
180010敗血症同一
異なる170.36%
180035その他の真菌感染症同一
異なる
180040手術・処置等の合併症同一110.23%
異なる

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8. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

解説

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肺塞栓症とは、血液のかたまり(血栓)や、まれに他の固形物が血液の流れに乗って肺の動脈(肺動脈)に運ばれ、そこを塞いでしまう(塞栓)病気です。術後の安静や長期臥床により血液のめぐりが悪くなり、脚の静脈の流れが滞って血栓が生じることがあります。

 「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン」では、手術の内容や年齢に応じてレベルが階層化(低リスク、中リスク、高リスク、最高リスク)され、推奨される予防法が定められています。

 低リスクでは、早期離床および積極的な運動が推奨され、中リスク以上になると、弾性ストッキング、間歇的空気圧迫法や抗凝固剤療法、またはその併用が推奨されています。

 中リスク以上の定義は疾患領域で異なりますが、一般外科領域においては、中リスク「60歳以上あるいは危険因子がある非大手術、40歳以上あるいは危険因子がある大手術」、高リスク「40歳以上の癌の大手術」とされています。

周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることに繋がる。

<計算式>
計測値(%)=分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数X100
肺血栓塞栓症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数

分子要件
ア)肺血栓塞栓症予防管理料 を算定した患者数
イ)抗凝固療法が行われた患者数
以下の薬価基準コード使用
3332$ (ワーファリン)  3334400$(ヘパリンCa・Na)
3334406$(クレキサン)  3339001$(プラザキサ)
3339002$(リクシアナ)  3339003$(イグザレルト)
3339004$(エリキュース)  3339400$(アリクストラ)

分母要件リスクレベル「中」以上の手術は「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓の
診断、治療、予防に関するガイドライン」(2017年改訂版)日本循環器学会等
に準じて抽出

当院の割合:93.94%

分子(肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数):667件

分母(肺血栓塞栓症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数):710件

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9. 血液培養2セット実施率

解説

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血液培養を2セット採取する意味は、何らかの理由による検体の汚染を血液中の細菌類と勘違いしないようにするためです。また、採血時の皮膚常在菌などが混入する(コンタミネーション)ことも想定し、2セット採取が推奨されています。2セットとも同一の細菌が検出された場合には同定できるなど、精度を高める意味もあります。

血液培養ボトル1セットでは、精度は約70%と言われていますが、2セットになると精度は上昇し、90%以上となると言われています。検査結果から使用する抗菌薬を選択することになるため、選択する抗菌薬を間違えないよう2セットの採血を実施しています。2014年度診療報酬改定から、血液を2カ所以上から採取した場合に限り、2回算定できるようになっています。

<計算式>
計測値(%)=血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数/血液培養オーダー日数X100

分子要件
血液培養の実施回数が1日2回以上の日数を合計する

分母要件
細菌培養同定検査(血液)数

 

当院の割合:67.49%

分子(血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数):1094件

分母(血液培養オーダー日数):1621件

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10. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

解説

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抗菌薬は特定の細菌に対して使用しますが、幅広い種類の細菌に効く抗菌薬も存在しており、これを「広域抗菌薬」といい、有効な対象菌種が限られる抗菌薬を狭域抗菌薬といいます。

広域抗菌薬は幅広い種類の細菌に効くため便利な抗菌薬ですが、過剰に抗菌薬を使用すると、細菌は逃げ延びようとし、抗菌薬が効かない「薬剤耐性菌」が生まれてしまいます。

薬剤耐性菌の増加は、日本だけでなく世界的に問題となっています。

原因菌が判明した場合には、可能な限り狭域抗菌薬を使用することが望ましいのですが、原因菌が判明していない場合には、広域抗菌薬を選択せざるを得ない場合があります。

しかし、原因微生物の検査を実施せず、広域抗菌薬を漫然と投与してはなりません。

不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

本指標は、広域スペクトルの抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された割合を表しています。

<計算式>
計測値(%)=入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数/広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数X100

分子要件
細菌培養同定検査数

分母要件
広域スペクトルの抗菌薬を投与された患者数

カルバペネム系(テビペネムピボキシル・メロペネム・ビアペネム・ドリペネム等)
第4世代セフェム系(セフタジジム・セフピロム・セフェピム・セファゾプラン)
ピペラシリン

 

当院の割合:78.66%

分子(入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数):457件

分母(広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数):581件

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更新履歴

2023年9月28日 令和4年度 病院指標を公表しました。

2024年9月25日 令和5年度 病院指標を公表しました。

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