富田林病院の看護師たち
厚生労働省「特定行為研修」認定施設です。
看護師としてのスキルを一緒に磨きましょう!
専門・認定看護師の
専門性を活かして
富田林病院で
一緒に働こう!
子育てと仕事の両立
をしながら働く
私らしい生活スタイルで看護職として働く
〜私らしい働き方〜
厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」研修機関として
皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得し、はや25年。
令和3年に当院で初めて特定行為研修を修了し、現在部署の管理業務を行いながら特定認定看護師の業務を行っています。
認定看護師としてケアを実践する中で、「褥瘡が悪化している、すぐ先生に診てもらいたいけど外来中で診てもらえない」と、タイムリーに対応できないジレンマを感じていたところ、看護部長の助言もあり、特定行為研修を受講しました。今では、医師の指示のもと予め作成された手順書により、自分で判断し、医師に報告した後タイムリーに特定行為を行えるようになりました。
特定行為を実践することも必要ですが、研修を終え現場に戻った時に、日々患者を見ている現場のスタッフにどう学んできたことを伝えていくかが重要なんだと気づきました。例えば、外科の創回診の際、回診についたスタッフに創部の観察ポイントは?テープの固定方法は?というように、OJTを通し繰り返し指導を行い、現場のスキルを向上させることが私の役割であると感じています。
加藤看護師
専門・認定看護師の専門性を活かせる職場
現在の認定看護分野は、これまでの21分野が統合および名称変更が行われて19分野になっています。また、新たな認定看護師制度では、教育課程に特定行為研修のカリキュラムが組み込まれるなど様々な部分が再編されています。
当院は10分野(皮膚・排泄ケア、救急看護、がん化学療法看護、感染管理、手術看護、透析看護、がん性疼痛、認知症看護、緩和ケア、摂食・嚥下障害看護)、11名(内1名は特定認定看護師)の認定看護師が協働しています。
認定看護師には実践・指導・相談の3つの役割が求められており、モデルとなれるように率先して実践を行い、実践の中での思考や判断、知識などの内容を伝達し共有していくことが大切です。
看護の質向上を図るため、自部署や専門外来での活動、様々な研修や勉強会の企画運営、多職種との協働などなど、とても専門性を活かせる病院です。
認定などの資格取得については、病院からの支援もありますので認定を目指す方の入職をお待ちしています。
堀川看護師
「この病院に来てよかった」患者さん、家族の方からこの一言が聞きたくて、皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得して20年。
現在、外来勤務しながら、ストーマを造設された方や、皮膚障害に悩む患者さんのケアに携わっています。
また退院後は、ストーマ外来でフォローアップさせていただいています。
いまだ私自身、納得のいくケアレベルには至っていませんが、日々患者さんと接しながらより良いケアはないか模索しています。(加藤)
患者さんから「見せるのは気がひける」「恥ずかしい」など皮膚・排泄は、メンタル面でデリケートな専門分野であると日々痛感しています。
現在、皮膚科外来で皮膚に関するトラブルについて学びながら、フットケア外来やストーマ外来に携わっています。
まだまだ力不足ではありますが、患者さんが安心でき、満足していただけるようなケアを目指します。(安田)
「認定看護師は面白い!!」
新卒で富田林病院に入職し、1年が経った頃から、手術看護を極めたいと思うようになりました。
その思いを看護部長、師長、スタッフが理解して下さり、看護師経験6年のまだまだ未熟な私を福井の学校へ快く送り出して頂き、病院からの費用の援助を受けて、その翌年手術看護認定看護師を取得することができました。
認定看護師取得後も、師長、スタッフの協力により、目標としている手術患者の不安軽減と手術看護及び手術医療の質の向上に向けて、週1回の活動日を頂いています。これまで、手術サポート外来の開設、術後疼痛管理チームの立ち上げ、看護研究など院内での活動だけでなく、セミナーやシンポジウムでの講演、専門雑誌の執筆、看護学校の非常勤講師、学会への論文投稿など院外での活動も、自分がしたいことを好き勝手(笑)にさせてもらっており、大変なこともありますが、自分が実践したい看護、活動ができるため、日々やりがいを感じています。
認定看護師など資格取得に少しでも興味のある方、富田林病院へcome on(カモーン)!
透析看護認定看護師を目指し、6ヵ月間東京の学校に行きました。
楽しく思えた1人暮らしのはずが、住まいは極小のワンルーム、学校ではレポート地獄。
大変な日々でしたが、苦労を共にした仲間が全国にできたこと、学ぶ喜びを得られたことは貴重な財産になりました。
透析を受ける患者さんは、週に2~3回の通院や食事管理など今までと違った生活を送らなければなりません。
患者さんや家族が安定した透析を維持し生活の質の向上が出きるように取り組んでいます。(堀川)
生命の危機的状況に迅速かつ適切な看護を提供…!!
日々の業務をこなす中で、「このままでいいのかな~??」と経験だけで看護を行っている事に疑問を感じ、救急知識を高め、地域の救急活動の向上に繋げていけるように学習したいと思い、認定教育課程を志願しました。
1年間は、現場での業務と学校の2足のわらじを履いて進んでいかなければなりませんでした。
常に職場(看護部)は、業務と学校との調整を行い、無理なく学習できる環境を与えてくれました。
『実践をしながらの学び』では、学習した内容を現場で実践し、教育過程で振り返ることが、自分の成長に繋がったと感じています。
救急認定を目指す他施設の仲間ができ、情報交換することで当院の急変時対応や地域の救命率の向上に繋がる取り組みを目指していきます。(田中)
感染管理認定看護師は、病院を利用する患者さん、ご家族、訪問者はもちろん、病院内で働く全ての人を感染から守る役割があります。
そのため、医師、薬剤師、臨床検査技師などあらゆる職種と共同し、日々、感染予防対策の指導・教育、感染マニュアルの整備などを行い、感染症の予防と早期対応、拡大防止に努めています。
また、感染予防対策は、地域が一体となって取り組むことが重要となるため、保健所、医師会、近隣の病院や福祉施設と連携し、感染対策に取り組んでいます。感染対策に対する研修会やご相談などございましたら、お声掛けください。(奥田)
私ががん性疼痛看護認定看護師を目指したのは、なぜがん患者さんは痛みを訴えるのか?
そして、がん患者さんが痛み苦しみ、様々な症状で辛さを訴えているのに何か手立てがないのか?そんな患者さんを目の前に何もしてあげられない事が辛かったからです。
そこで、がん看護についての知識を得たいとの思いから研修を受けました。
日々の現場では微力でありますが、がん患者さんやサポートしている家族さんとのコミュニケーションを通して、身体的、精神的な支援が出来るよう取り組んでいます。(多田)
現代は日本人の2人に1人が「がん」と診断される時代です。がん治療の“薬物療法”は通院治療が中心です。そのため副作用に対するセルフケアを患者さん自身が実践しなければなりません。患者さんの“自分らしさ”を大切にしながらセルフケアを一緒に考え、治療を継続することができるよう寄り添い、支援させていただきたいと考えています。
些細なことでも結構ですので、ご相談ください。(畑)
私は6年間の訪問看護師の経験を得て、緩和ケア認定看護師を志しました。
それは一人一人の患者さん・ご家族との出会いを振り返った時「私にもう少し知識と経験があれば、もっと出来ることがあったのでは?何か変わったのでは?」という複雑な思いが付きまといはじめ、折角の出会いに後悔を残したくないと感じたからです。
その為、思い切って緩和ケア認定看護師を目指し受験に挑戦しました。
緩和ケア認定看護師となって10年が経過し思う事は、必ずしも経験年数と自信は比例しないという事です。
しかし、悩みながらも誠実と努力を尽くし続ける思いは必ず伝わるという事を、患者さんとご家族から教えて頂きました。
緩和ケア認定看護師としては、病名に関わらず診断から治療、その後の過ごし方に至るまでを患者さんらしく歩めるようにお手伝いしています。
それぞれの「人生の背景」を大切にしながら、患者さん・ご家族と医療チームが同じ目標をもって進めるよう心掛けています。
富田林病院へは6年前に中途採用として就職しましたが、全看護師が看護研究に取り組む基礎力を培えるための教育カリキュラムや、認定取得を目指す看護師への支援体制もありスキルアップを目指しやすい病院だと感じています。
また、10分野の認定看護師がそろっており、お互いの得意分野での知識を活かしながら相談しえある事も大きな利点だと思います。
これからも看護の力で患者さん・ご家族に喜んでいただけるよう、私自身も努力していきます。(池野)
現代の日本は高齢化率が27.3%と世界に類を見ない勢いでが進み、超高齢化社会に突入しています。
それに伴って年々認知症になる人が増加の一途を辿っており今や社会問題になっています。
テレビや新聞で毎日のように「認知症」という言葉を見たり聞いたりしない日はないのではないでしょうか。
しかし認知症ケアは人によって症状の出方が違う上に、その人が出すサインを読み取ることができず、医療や介護の現場では対応に困難さを感じることが多いのが現状です。
このような状況の中で、認知症について専門的な知識を身につけて少しでもその人の持てる力を引き出し、その人らしさを活かすことができるようなケアができるようになりたい。
また不安や苦悩を抱える家族のサポートがしたいと考え、認知症看護認定看護師を目指して取得しました。
認知症ケアチームをつくり活動している中で、いろいろな方との出会いがありました。
毎日悩みながらの活動ですが、私にとっては出会いのひとつひとつが貴重な財産になっています。
これからも、スタッフと一緒に考え悩みながら認知症の人に寄り添ったケア「パーソンセンタードケア」を実践していけるように取り組んでいきたいと思っています。
ぜひ富田林病院に就職して、共に認知症ケアを実践していきましょう!(小西)
専門的な知識を身につけることで、安全に口から食べられ、食べる楽しみを味わってもらえるお手伝いがしたいと思い、摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を取得しました。
役割としては、加齢や疾患などさまざまな原因により食べることや飲み込む機能に障害がある方に対して、摂食嚥下機能の評価を行い、その方に適した訓練を選択し実施すること。また、安全な食事の形態や食べる姿勢などを考え、肺炎や窒息、栄養低下の予防をすることです。一人でも口から食べる幸せをお届けできるように関わっていきたいと思います。(西尾)
子育てを両立して働ける環境
3人の子育てをしながら外来で仕事をしています。もともと手術室で勤務しており、双子を出産し復帰後から外来勤務になりました。
業務内容や環境の変化に戸惑い、周りのスタッフに迷惑かけることもありますが優しい先輩方にその都度ご指導いただき、毎日楽しく仕事ができています。
1人目の出産後から外来へ復帰した時は、病院は電子カルテを導入しており、初めての外来業務・電子カルテ操作の不慣れなことからスタッフへ迷惑をかけることもありましたが、その都度やさしく教えてもらいながら仕事ができました。
外来には子育て中のスタッフが多いため、仕事や育児での悩み事があっても相談しやすく、アドバイスをもらうこともあります。
病院内の病児保育が利用できるので、子どもの急な体調不良などの時は勤務調整もしやすく、お互い協力し助け合いながら働くことができます!
(外来 小山看護師)
私は保育園児一人の子育てをしています。
新卒で入職した時と同じ病棟で復職後も勤務しています。以前は3交代で勤務していましたが、子供がまだ小さいため日勤のみで勤務しています。
子供や自身の体調不良などでスタッフへ多々迷惑を掛けてしまいますが、協力して頂けることで仕事と育児の両立が出来ていると感じます。
また、育児経験のある方も多くおられるので仕事だけでなく育児についてもアドバイスしてもらえるのですごく有り難いです。
(病棟 嶋田看護師)
育児休業から復帰し、地域包括ケア病棟で働いています。
子育てと仕事でバタバタな毎日を送っていますが、子育て中のママさんナースも多く仕事では助け合い、子育ての出来事や相談しながら和気あいあいと働くことができています。
また、師長はじめ子育てに対する理解も深く、体調不良な際も臨機応変な対応をしていただき無理なく仕事と子育ての両立が出来ています。
ママさんナースたちへ、ぜひ富田林病院へ働きに来てください! (匿名)
生活スタイルに合わせた働き方
整形外科・消化器内科・耳鼻咽喉科の混合病棟で勤務して1年が経ちました。
入職当初は、緊張や不安でいっぱいでしたが、先輩看護師から沢山サポートしていただき、日々学びが多く、充実した毎日を送っています。様々な疾患の患者さんが入院されているため、自分だけでは判断ができず、悩むこともあります。
当院で取り入れられているPNSは、先輩看護師と共に看護を実施するので、適宜相談する環境があり、安心して患者さんに安全な看護を提供することができます。働く中で失敗することがあり、挫けそうになることもありますが、元気に退院されていく患者さんの姿や、患者さんに「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことで、これからも頑張ろうという気持ちになれます。これから、たくさんの経験を積み、患者さんや家族に寄り添える看護師になれるよう励んでいきたいと思います。(山本)
兵庫県に生まれ、初めは京都の病院、縁あって富田林病院に就職をしてから10年が経とうとしています。私が配属されている4B病棟は、外科・皮膚科・消化器内科の混合病棟です。主に外科の患者様が多く入院されおり、年々短くなる入院期間の中、限られた時間の中で提供できる最善の看護が提供できるよう努めています。多忙な日々ではありますが、病棟師長をはじめ、病棟スタッフ、医師、他職種と互いに協力し合い、楽しく充実した毎日です。
看護師歴が長くなると少しずつ責任のある仕事を任されるようになり、後輩看護師の指導や教育、看護学生の実習の指導を行っています。上手くいくことばかりではありませんが、それでも自分が関わった新人看護師が立派に成長してくれた姿を見たり、看護実習で指導担当した学生さんが就職し、同僚として働けることに喜びを感じます。
家に帰れば3人の子供の父親です。こちらも上手くいくことばかりではありませんが、家族がいると仕事も頑張れる気持ちになります。各病棟に男性看護師も配属されて年々増えてきていることを実感していますが、まだまだ男性看護師は少数です。男性看護師に限りませんが皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。(匿名)
病棟勤務を経て、兼ねてより希望していた訪問看護ステーションに配属となり6年目になりました。
訪問看護では、利用者さんが疾患とうまく付き合いながら在宅で生活できるようケアや指導を行い、緊急時には24時間対応しています。その疾患は様々で、病棟勤務では経験しなかった処置や機器等に触れる機会があり、自分の学びも広がりました。基本的に1人で訪問しますが、同僚スタッフだけでなく主治医やリハビリスタッフなど他職種とも連携しやすい環境なので心強いです。
年々、終末期の方の在宅看取りのケースも増えてきました。苦痛が緩和でき、残された時間を穏やか過ごせるよう、どう援助したらよいか悩む毎日ですが、ご家族から「最期まで家で看られて、本当によかった」と言っていただいた時、支援できてよかったと実感します。病院併設のステーションのため、入院から在宅へ切れ目のない支援ができるところも魅力の職場だと思います。(向井)
自分が生まれ育ち、慣れ親しんだ富田林で働く機会があり、迷わず入職させていただきました。
この病院は家族がお世話になり私自身も小さい時にお世話になった、又看護師を志すスタートラインの病院だからです。
この病院で働いていた看護師さんにあこがれ進路を決め、今に至ります。
出産後外来勤務となり、初めは時間の使い方、忙しさの違い、患者さんが必要としている看護の違いに戸惑い、思うように働けなかった時期もありましたが、上司、先輩、同僚に助けてもらい、慣れてきたところです。
富田林病院の良い所は、1人の患者さんが体調不良で病院を訪れてから、家に帰って地域の中で生活しやすい環境を整えるまでの関わりを、チームで行っていることだと思います。1人の患者さんが病気で困っている、病気は治ったが、元通りの生活が送れない場合、どんな援助を行えばより暮らしやすいか、ソーシャルワーカー、リハビリ、栄養科、医師、薬剤師、看護師などが知識、経験を出し合いサポートする体制が整いつつあると思っています。
自分自身の親も高齢となりつつあり、病気になったり、誰かの助けが必要となる年齢になりましたが、富田林病院でお世話になりたいと思えるような病院であってほしいし、自分もそんな病院で仕事ができる看護師でありたいと思い、毎日仕事をしています。プライベートな時間もしっかり取り、その時間は仕事を忘れ子供と過ごすようにしています。
育児と両立しながら仕事ができる病院だと思います。
(外来 岡村看護師)
訪問看護ステーションに配属となり4年が経ちます。
以前は6年間非常勤で外来勤務をしていました。
訪問看護では、自宅で療養する利用者さんが安心して生活が継続できる様、24時間、365日緊急対応をしています。
常勤スタッフが毎日交替で緊急電話を持ち帰り、発熱やストーマ管理など多様な対応をしています。
家庭の事情で夜勤のできない私には、自宅での待機は仕事を続けていける大きなメリットです。
現在緊急対応は、多くの利用者さんが利用されています。基本単独で訪問するため、自己でのアセスメントする場面が多く、不安な面もあります。
しかし、ステーションでも3年前から、PNSを取り入れペアスタッフとは勿論、スタッフ全員でカンファレンスも常に行い、利用者さんのため日々奮闘しています。
また、4月からは、診療報酬改定により訪問リハビリ単独の利用者さんにも、関わらせて頂いています。リハビリスタッフの専門的な技術も刺激的です。
今後、益々増えていく在宅療養を支えられる訪問看護師でありたいです。
(訪問看護ステーション 中西看護師)
私は4年目の男性看護師です。
私の勤める3B病棟は急性期の内科病棟で主に循環器疾患や肺炎、糖尿病の患者様が入院しています。急性期病棟ということもあり、緊急カテーテル検査や気管挿管、NPPVを装着した患者様もおられます。そのため多忙な日々ですが優しい医師や先輩看護師と互いに協力し合い、充実した毎日を過ごすことが出来ています。
循環器疾患や呼吸器疾患の勉強は大変ですが病棟でも勉強会を行っており、医師や先輩看護師から丁寧にたくさん教えてもらいその知識を十二分に活かすことのできる職場です。
現在私の勤める病棟には4名の男性看護師おり、他の病棟にもそれぞれ男性看護師が勤務しています。年々男性看護師も増えています。しかし、まだまだ男性看護師の需要は高いままです。定期的に男子会も行っており、病院全体の男性看護師で互いに支え合い楽しく勤務しています。
とても働きやすい職場ですので男性看護師の方、お待ちしております!!