無痛分娩のご案内
無痛分娩とは
無痛分娩は、麻酔を使って陣痛や分娩に関わる疼痛を緩和し、お母さんや赤ちゃんの負担を軽減する分娩方法です。
富田林病院では、計画出産による無痛分娩を行なっています。
これまでは安全性を担保するために、一定条件を満たす場合にのみご提案できる状況でしたが、1年以上の準備期間を経て、2023年1月より無痛分娩を１つの選択肢として広くご提案できる環境が整いました。
無痛分娩については、産婦人科までお気軽にご相談ください。
当院は無痛分娩関係学会・団体連絡協議会（JALA）の登録要件を満たし、登録施設の認可を受けています。
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※無痛分娩関係学会・団体連絡協議会（JALA）は、日本医師会、日本看護協会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本麻酔科学会、日本産科麻酔学会で構成し、安全な無痛分娩の提供体制を構築するための検討や情報提供などを行っています。JALAが提供する無痛分娩に関する詳細情報はこちらをご覧ください。
無痛分娩のメリットは？
・落ち着いて出産ができる
・産後の回復が早い
・赤ちゃんへのストレスが少ない
・産道が裂けにくい などがあります。
他にもメリット、デメリットがありますので、詳細を産婦人科医にご相談いただき、無痛分娩を選択肢の一つとしてご検討ください。
無痛分娩の費用は？
より幅広い方々に無痛分娩を選択肢の一つとして頂きやすいよう、当院では費用を通常の分娩費用＋３万円に設定させて頂いております。
本来の痛みのピークのところでは、すっかり麻酔が効いており、赤ちゃんの産まれようとするパワーを感じられて、びっくりしました！
麻酔のおかげで、赤ちゃんが産道を通ってくる感覚などを、冷静に感じることが出来てとても良い経験をさせて頂きました。
富田林病院でなぜ無痛分娩を始めたんですか？
私の父親が産婦人科医で無痛分娩に取り組んでいて、とても良い分娩だと感じました。その経験から前職の大学病院勤務時代から無痛分娩に取り組んでいました。
5年前に富田林病院に赴任し、安全に無痛分娩に取り組めるように、これまで職員教育やさまざまな準備、環境を整えてきました。2021年度途中からは一定の条件が整った方を対象に無痛分娩を開始。そして、2023年1月ようやく皆様に分娩の選択肢として「無痛分娩」をご提案できる状況となりました。
無痛分娩は安全ですか？
無痛分娩はデメリット（リスク）が全くないという訳ではありませんが、そうならないようにしっかり準備を整えることが大切です。
当院では、小児科医や麻酔科医、一般診療科の多科の医師が勤務しているのも強みです。その強みを活かし、より体制が整った環境で分娩に臨んでもらえるよう、当院での無痛分娩はすべて計画出産で行っています。
無痛分娩に関心がある方は、まず産婦人科医とよく相談することが大切です。ご自身に合ったより良い分娩方法を一緒に考えましょう。
