大阪DMAT
DMATとは
DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」と定義されており※平成13年度厚生科学特別研究「日本における災害時派遣医療チーム(DMAT)の標準化に関する研究」報告書より災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
大阪DMATについて
大阪府では、大阪府域及びその周辺において大規模な自然災害・事故が発生した場合に備え、平成18年度から大阪DMATを養成しており、防災訓練等にも積極的に参加しています。
資機材
DMAT出動時に持って行く医療資機材が入っています。いつ災害が起きても対応でいきるように日々管理しています。重さは1つ、約20kgです。災害現場によっては、これを背負って行くことになります。




隊員の服装
災害現場でDMATと一目でわかるデザインとなっています。暗所でもわかるように、袖には反射する素材を用いています。夏でも安全のために長袖を着て活動をします。

通信機器
DMAT専用に可搬型衛星電話とパソコン、各1台を準備しています。
衛星電話とは、人工衛星と回線を繋ぐことで通話が可能になります。電話回線が使用出来なくなった場合に非常に有用となります。
また、衛星電話とパソコンを繋ぐことによりインターネットに接続できます。これにより災害時であっても情報収集が可能となります。災害時に活動するDMATにおいて通信機器は必要不可欠です。
隊員紹介
医師 | 山岡伸行 |
---|---|
看護師 | 田中万澄 |
業務調整員 | 舟橋敏之 |
活動内容
大阪DMATの活動内容は、次のとおりとする。
- 災害現場等における災害医療情報の収集・発信
- 災害現場や応急救護所、被災地内災害拠点病院等医療機関におけるトリアージ、救命処置、治療、搬送処置などの医療救護活動
- 災害現場等における関係機関との連携、情報の共有化
- 大阪府災害対策本部のもとに設置するDMAT調整本部での指揮、調整、支援
- その他災害現場等における救命活動に必要な措置
災害訓練風景
看護師が、あらかじめ医師が定めた手順書により診療の補助を行うことです。 看護師による特定行為を実施するメリットは、看護師が医療チームの一員として、患者様の状態に応じて、タイムリーかつ迅速に適切な医療を提供できることにあります。 当院は、厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」の研修機関として指定を受けております。

